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 砥石に灯油や研削油などの、油を染み込ませて使用する事から『油砥石』と呼ぶようになりました。

 油砥石はA砥粒からなり、各粒度範囲も広く砥石強度があり、形崩れが起きにくい特徴があります。

 歴史が古いため、手作業主体の作業に適した形状が多数あり、広範囲で使用しやすい内容になっています。

 

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クリップ油砥石に要求される品位

①汎用性 ワークに対して難しい選定をする必要がなくバリ取り、面取り、刃物研ぎなどの手作業で行う多種多様な研磨ができる事。
②耐摩耗性 A角砥石の面を使って研磨する場合や、三角スチック砥石で溝の面取り研磨で使用する事が多い為、砥石形状が崩れてしまうと作業に影響がでるので、減りにくい砥石である事。

 

クリップ油砥石の種類と選定

①粒度

作業内容に合わせて使い分けます。木工などでは極荒目・荒目で面加工を行ったり、鐡工では中目・細目、機械のベッド研磨は極細目が使われています。

これらは参考例で、油砥石の粒度は、作業者が使いやすい粒度を選んでいるのが現状です。

極細目より細かい2000番までのA砥粒、Aスチック砥石は、金型の研磨や刃物の仕上げ研磨用として使用されています。

②硬さ

油砥石の欠点は砥石が硬いため、材質や用途の範囲に限界があり、軽作業に限られます。作業性をよくする為に、軟口を選定する事で研削力をあげる事ができます。

逆に形崩れが起きてはいけない場合は硬口を選定します。研削力は落ちますが、形崩れが起きにくくなります。

③形状

溝の底面研磨は四角スチック砥石、鋭角の隅研磨・溝入口の面取り研磨は三角スチック砥石、穴径の内面やカドの面取りは丸スチック砥石などワーク形状になじみの良い砥石形状を選定します。

④油入り

アメリカ製のインディア砥石のように、油を含ませたタイプもあり、使用前に油を染み込ませる必要がありません。

そのままで使用しても滑らかな面に仕上がります。

 

クリップ油砥石の面修正

形崩れをした場合、平坦な同じ粒度の砥石もしくは荒い砥石で、擦り合わせて面直しをします。

また、そのような砥石が無い場合、コンクリートブロックや平坦な土間などに擦り合わせても同じ効果があります。